ファクタリング情報

ファクタリングの手続きをLINEで完結できるって本当?真相について詳しく解説!

LINE完結のファクタリングとは

LINE完結のファクタリングとは、その名の通りコミュニケーションサービスの「LINE」を使用してファクタリングの手続きを完結させることです。
以前までは、ファクタリング会社の事務所を訪問したり、電話を介して手続きを行うことが一般的でした。
しかし、近年では利便性の向上やコスト削減などを目的に、手続きをオンライン上で完結できる「オンラインファクタリング」を提供するファクタリング会社が増えてきています。
LINE完結のファクタリングも、オンラインファクタリングの1種であり、多くのファクタリング会社が提供を開始しています。
事務所への訪問や電話での手続きを行いたくない方は、LINE完結ファクタリングを利用することで、より気軽に資金調達できるようになります。

LINE完結のファクタリングは原則2社間ファクタリング

LINE完結のファクタリングは、原則2社間ファクタリングでの利用となります。
2社間ファクタリングとは、利用者とファクタリング会社で取引を行う契約方式のことです。
2社間ファクタリングでは、ファクタリングの利用に関して売掛先から承諾を得る必要がないため、利用者とファクタリング会社によるLINEのやり取りのみで取引を完結させることができます。
しかし、売掛先からの承諾が必要となる3社間ファクタリングにおいては、電話や書面を介してのやり取りが発生するため、LINEのみで取引を完結させることは不可能です。
このことから、LINEでやり取りを完結できるのは、2社間ファクタリングのみということになります。

まだ提供しているファクタリング会社は少ない

非常に利便性が高いLINE完結のファクタリングですが、今のところ実際にサービスの提供を開始しているファクタリング会社はそれほど多くはありません。
また、LINE完結のファクタリングは、個人向けに提供されているものが多く、企業・法人向けにLINE完結のファクタリングサービスを提供している会社はごくわずかです。
LINE完結のファクタリングを利用できるファクタリング会社があったとしても、納得のいかない条件での利用となる可能性があります。

ファクタリングをLINE完結で利用する3つのメリット

LINE完結のファクタリングには、「気軽に相談できる」「スマートフォン一台で申し込める」など、主に利便性に関するメリットがあります。
LINE完結のファクタリングを利用することで、より少ない手間で資金調達を実現できる可能性があります。
本章では、ファクタリングをLINE完結で利用する3つのメリットについて解説していきます。

メリット①:スマートフォンから申し込みを行える

ファクタリングをLINE完結で利用する最大のメリットは、スマートフォンから申し込みを行えることです。
ファクタリングの申し込みのために、ファクタリング会社の事務所を訪問したり、電話を掛けたりする必要がなく、スマートフォンさえ保有していればどこからでも申し込みを行うことができます。
また、基本的に24時間いつでも申し込みを行えるため、ファクタリング会社の営業時間に合わせて行動する必要がありません。
このように、スマートフォン一台で完結に申し込みを済ませられることは、ファクタリングをLINE完結で利用するメリットだといえるでしょう。

メリット②:必要書類の提出もLINEで行える

ファクタリングを利用する際は、請求書や通帳のコピーなど、審査に必要となる書類の提出を求められます。
対面を要するファクタリングの場合は直接提出するか郵送で、オンラインファクタリングの場合は必要書類をPDF化してアップロードすることが一般的です。
しかし、LINE完結のファクタリングではLINEを通じて必要書類の提出を行うことができます。
具体的な提出方法は、必要書類をスマートフォン内に保存する、もしくは必要書類を直接撮影してLINE上でファクタリング会社に送るだけです。
また、必要書類に不具合があった場合でも、LINEを通じて指摘を受けることができるため、スムーズに対応することができます。

メリット③:スムーズなやりとり

LINE完結のファクタリングは、スムーズなやりとりを実現しています。
みなさまもLINEの利用経験があるかと思いますが、LINE完結のファクタリングではチャット感覚でやり取りを行うことができます。
「既読機能」により相手がメッセージを読んでいるかを確認することも可能です。
また、スマートフォンに限らず、さまざまなデバイスからメッセージを確認することができるので、メールとは異なり確認の漏れが非常に少ないです。
電話での連絡と比べて疑問点なども聞きやすいので、LINE完結のファクタリングは利用者にとって利用しやすいサービスだといえるでしょう。

ファクタリングをLINE完結で利用する3つのデメリット

上述したように、LINE完結のファクタリングには魅力的な部分が多数存在します。
ただし、新しいサービスがゆえにデメリットとなる面が残っているのが現状です。
本章では、ファクタリングをLINE完結で利用する2つのデメリットについて解説していきます。

デメリット①:必要書類が多い

LINE完結のファクタリングでは、必要書類が多くなりやすい傾向になります。
これは、秘匿性の高いLINEというサービスを介しており、通常のファクタリングよりも売掛金の信用力や実在性に関して、正確な情報を得ることが難しいからです。
LINE完結のファクタリングにおいて、ファクタリング会社はLINEでメッセージをしている相手が利用者本人かを特定することが難しく、詐欺行為の被害を受けてしまう可能性があります。
ファクタリング会社としては、詐欺行為による被害を何としても回避したいため、必然と必要書類が多くなってしまうのです。
このように、LINE完結のファクタリングでは必要書類が多くなりやすい傾向にあるため、手間を少なくする目的で利用したにも関わらず、かえって手間が多くなってしまうケースもあります。

デメリット②:即日での資金調達は難しい

LINE完結のファクタリングを提供している会社にもよりますが、LINE完結のファクタリングにおいて即日で資金調達することは難しいといえるでしょう。
これは上述したように、LINEが秘匿性の高いサービスがゆえに、ファクタリング会社が詐欺行為の被害を受ける可能性があるからです。
ファクタリング会社としても、詐欺行為の被害は回避しなければいけないため、当然審査も慎重になってしまいます。
どれだけやり取りをスムーズに行えたとしても、審査が終わらなければ資金調達を行うことはできません。
資金繰りの悪化や急な支払いなど、急ぎで資金調達を行わなければいけない方にとっては、大きなデメリットになるでしょう。

デメリット③:悪徳業者が存在する

LINE完結のファクタリングに限ったことではありませんが、ファクタリング業界には悪徳業者が存在します。
特にLINE完結のファクタリングは、ファクタリング会社として事務所を構える必要がないうえ、少ない人数で対応できることから、悪徳業者が参入しやすい分野となっています。
悪徳業者を利用してしまうと、ファクタリングという名目で貸付契約を結ばされたり、高額な手数料によって資金繰りが悪化してしまう危険性があるため、注意が必要です。
LINE完結のファクタリングを利用する場合は、信頼できるファクタリング会社かを十分に調べるようにしましょう。

ファクタリングの手続きをLINEで完結できるって本当?真相について詳しく解説!のまとめ

今回は、LINE完結で利用できるファクタリングの基本情報をはじめ、メリット・デメリットについて解説させていただきました。
LINE完結のファクタリングには「スマートフォン一台で申し込みを行える」「スムーズにやり取りできる」など、メリットが多数存在します。
ただし、通常のオンラインファクタリングとは異なり、入金スピードが遅いうえ、多くの必要書類を提出しなければいけないデメリットもあります。
また、現状ではLINE完結のファクタリングを提供している会社自体少ないうえ、悪徳業者が紛れているので、利用するリスクは高いといえます。
もしLINE完結のファクタリングを利用したい場合は、必ず利用するファクタリング会社の信頼性を確かめるようにしてください。