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ファクタリングは起業したばかりの会社でも利用可能!?ファクタリングをおすすめする理由を紹介

起業したばかりの中小企業や個人事業主は事業継続や拡大のための資金繰りに苦労することがあります。

そうしたケースで役に立つのがファクタリングによる資金調達です。

しかし、経営者の中には、起業したばかりの会社は審査に通過するのが難しいので、ファクタリングは利用できないと考える方がいらっしゃいます。

そこで、この記事では起業したばかりの中小企業や個人事業主でもファクタリングが利用できる理由、ファクタリングを起業したての会社におすすめする理由を紹介します。

そもそもファクタリングとはどんな資金調達方法?

ファクタリングは、会社が保有する入金待ちの売掛金(売掛債権)を、ファクタリング事業者に買取してもらい、会社はその買取代金を受け取ることで現金が入手できるという資金調達方法です。

したがって、ファクタリングを利用すれば、売掛金の入金期日より前に現金を入手できます。

ファクタリングで資金調達した後の売掛金の回収は、契約スタイルによって以下の2つに分けられます。

● 2社間ファクタリング:利用会社が売掛先から売掛金を回収し、その後ファクタリング事業者に支払う
● 3社間ファクタリング:ファクタリング事業者が売掛先から売掛金を回収する

起業したばかりの会社でもファクタリングの利用は可能?

結論から先に言えば、起業したばかりの中小企業や個人事業主でもファクタリングの利用は可能です。

実際に、起業したばかりの中小企業や個人事業主でも契約できるファクタリング事業者はいくつもあります。

たとえば、初年度で決算や確定申告が未作成の企業や個人事業主でも、事業用銀行口座の入出金履歴が4ヶ月以上あれば申し込み可能としているファクタリング事業者があります。

このように、創業から1年未満という起業したての中小企業や個人事業主でも、売掛債権さえあればファクタリングは利用可能です。

起業する前にファクタリングは利用できる?

起業前にファクタリングを申し込むことはできません。なぜならファクタリングの対象となる売掛債権が存在しないからです。

売掛債権なしでも利用できるファクタリングに、「注文書ファクタリング」があります。

これは、取引先からの注文を受けた時点で、将来存在することになる売掛債権を買取してもらえるサービスです。

しかし、事業実績が全くない起業前の会社が保有している発注書(将来の売掛債権)を買取してくれるファクタリング事業者を探すのはとても難しいでしょう。

したがって、起業前にファクタリングで開業資金を集めることはできないと言えます。

ファクタリングを起業したての会社におすすめする理由

ファクタリングは起業したばかりの中小企業や個人事業主にもおすすめの資金調達方法です。次の理由からそう言えます。

● 審査が厳しくない
● 負債にならない
● 申し込みから資金調達完了までのスピードが速い
● 担保・保証人がいらない
● 信用情報機関に記録が残らない
● 売掛先に知られずに利用できる
● 売掛先の倒産リスクに備えられる

それぞれの理由について、内容を詳しく解説します。

審査が厳しくない

ファクタリングの審査は、金融機関から融資を受ける際の審査と比較すると厳しくないという点が、起業したばかりの会社にファクタリングをおすすめする理由です。

金融機関で融資を受けるための審査は、融資を受ける会社の信用力、つまり返済能力が審査の対象になります。

したがって、起業したばかりの会社は信用力が低いので、与信審査に通過することは難しいでしょう。

一方、ファクタリングの審査は、売掛先に売掛金を支払う能力があるかどうかに注目します。

売掛先に信用力があれば、ファクタリング事業者は売掛金をきちんと回収できると判断し審査を通します。

したがって、起業したばかりの会社がファクタリングを申し込んでも、売掛先の信用力が高ければ、ファクタリングの審査に通過できます。

負債にならない

起業したばかりの会社にファクタリングをおすすめするのは、ファクタリングが負債にならないからです。

ファクタリングは、売掛債権をファクタリング事業者に売却することなので、負債にはなりません。

負債ではないので返済義務や金利負担ももちろんありません。

ファクタリングで入手したお金を負債の返済に回すことも可能です。そうすれば、財務状況が健全化されます。

財務状況が良ければ、将来、銀行融資や公的融資を申し込むとき、審査に通りやすくなるでしょう。

申し込みから資金調達完了までのスピードが速い

ファクタリングは他の資金調達方法と比較すると、申し込みから資金調達完了までのスピードが速いという点がおすすめる理由になります。

代表的な資金調達方法の申し込みから資金調達完了までに必要な期間は以下の通りです。

● 銀行融資(プロパー融資):1ヶ月
● 公的融資(日本政策金融公庫):1ヶ月
● 新株の発行:1ヶ月程度
● 社債発行:1ヶ月~2ヶ月程度
● 不動産担保ローン:数日から数週間
● 補助金・助成金:およそ1年
● クラウドファンディング:資金調達完了までの期間は予測が難しい
● 2社間ファクタリング:最短で即日、遅くても2日~3日
● 3社間ファクタリング:10日~20日

銀行・公的融資は、状況によりますが資金調達完了までおよそ1ヶ月程度必要です。一方、ファクタリングなら申し込みから資金調達完了まで、最短即日で完了します。

入金スピードの速さも起業したばかりの会社にファクタリングをおすすめする理由です。

担保・保証人がいらない

申し込みに担保や保証人がいらない点も、ファクタリングを起業したての会社におすすめする理由です。

融資では債務者が債務不履行になるリスクがある場合、融資金額を回収できるように、市場価値があり換金できるものを担保として求めたり、保証人を立てることを求めたりします。

ファクタリングは、売掛債権の売買であり金銭消費貸借契約ではないので、担保や保証人は不要です。

ファクタリング事業者が売掛金未回収のリスクに備えるために担保や保証人を求めれば、それは融資となり貸金業法に抵触します。

起業したばかりの会社は、担保・保証人が用意できない場合もあるので、そうした場合、担保・保証人不要で利用できるファクタリングがおすすめです。

信用情報機関に記録が残らない

ファクタリングを利用しても信用情報機関に記録が残ることはありません。したがって、ファクタリングの利用について第三者によって閲覧される心配も不要です。

融資・ローン・キャッシングなどで3ヶ月以上の返済遅延、返済義務を軽減するための債権整理といった金融事故を起こせば、その記録は信用情報機関に残ります。

しかし、融資や借入に該当しないファクタリングは信用情報機関に記録が残ることはありません

したがって、融資やローンの申し込み、クレジットカード発行の際に、ファクタリングの利用が信用情報に影響することはありません。

売掛先に知られずに利用できる

ファクタリングの契約形態は2社間ファクタリングと3社間ファクタリングです。3社間ファクタリングでは、ファクタリングの利用について売掛先への通知と利用承諾が必要です。

しかし、2社間方式を利用すれば、売掛先にファクタリングの利用を知られることはありません。

3社間ファクタリングを選択し、売掛先にファクタリングの利用を通知すれば、売掛先や他の取引先から「起業したばかりで資金繰りが苦しい」と思われ、経営状況について風評被害が起こるかもしれません。

自社よりも売掛先の方に発言力や影響力がある場合、ファクタリング利用の承諾が得られない可能性があります。

経営状況の関する風評被害を避けたい、売掛先からの承諾を得るのが難しいという場合、2社間ファクタリグを選択できます。

売掛先の倒産リスクに備えられる

ファクタリングは売掛先の倒産リスクに備えることができるので、起業したばかり会社にもおすすめです。

ファクタリングの契約は基本的に、償還請求権なしのノンリコース契約です。

償還請求権とは、債務者が金銭債権の支払いをしない場合、金銭債権をさかのぼり直接請求できる権利です。

ノンリコース契約では、売掛先の倒産などでファクタリング事業者が売掛金未回収になっても、申し込み企業が弁済責任を問われることはありません。

起業したばかりの会社が申し込みに必要な書類

一般的にファクタリング申し込む際には以下の書類の提出が必要です。

● 決算内容確認書類(決算書や試算書)
● 売掛先との取引基本契約書
● 通帳のコピー
● 見積書・発注書・請求書・納品確認書など
● 印鑑証明書
● 代表者の本人確認書類

起業したばかりの法人であれば、決算書がないので残高試算表の提出が求められる場合があります。

起業したばかりの個人事業主の場合、確定申告書をまだ作成していないので、開業届の提出を求められることがあります。

ファクタリングを起業後すぐの会社におすすめする理由のまとめ

ファクタリングは売掛金の入金期日より前に、売掛債権を現金化できる資金調達方法です。

起業したばかりの中小企業や個人事業主でも、ファクタリングは利用できます。

審査も与信審査より厳しくないので、融資を受けるのが難しい起業したての会社に向いている資金調達方法です。

申し込みから資金調達完了までのスピードが速いので、資金調達を急いでいるときにも使えます。

ファクタリングは売掛債権の存在が前提条件です。したがって、売掛債権がない起業前に開業資金調達手段としてファクタリングを使うことはできません。

起業したばかりで、運転資金の調達に苦労しているという中小企業や個人事業主は、売掛債権があればファクタリングをぜひご利用ください。